拒食症 - obasanの吼えーーる日記 - Yahoo!ブログ
東京に暮らしていた20代前半の頃
地下鉄と繋がっていたソニープラザで
ピーターと呼ばれた モデルの松田和子さんを見かけたことがある。
彼女はピエールカルダンの専属モデルとして 華々しく活躍していた人であった。
今のスーパーモデルたちは 全員が170以上180近い長身の方たちばかりであるが
彼女は違っていた。
ごく近くで眺めても 見上げるほどの身長はなく 小柄で地味な人という印象しかなかった。
にきび傷跡のためにワシントン州のレーザー治療
その頃彼女はある雑誌で あばら骨の浮き出たセミヌード写真を公開し
世間は <まるでアウシュビッツの囚人のようだ>と騒ぎ
<現代モデル残酷物語>などという言葉も飛び出す始末であった。
それでも当時 拒食症などという言葉はどこにもなかった。
兄妹デュオ カーペンターズのカレンが拒食症で亡くなるという事件によって
拒食症という言葉は瞬く間に世間の認知するところとなり
今ではその言葉を知らない人はいないかもしれない。
1997年 週刊誌やテレビのワイドショーを席巻し やがて人権問題にまで発展した
東電OL殺人事件
子供の肥満ratess
「あなたの心が壊れるとき」を書いた高橋龍太郎氏によれば
この事件を理解するには 被害者が高校時代から拒食症であったということを念頭に置いて分析すると非常に分かりやすいと書いている。
エリートOLであった昼の顔と 夜の渋谷に街娼として立った彼女。
彼女はしばし 立ちションを目撃されていたというが
「拒食症」 この病気になると 倫理観や道徳観が逸脱し
万引きや自殺企図に走る傾向があるという。
どのように私は減量のパーセントを計算するのですか?
エリート東電OLの夜の行動や 立ちション
世間からは奇異にしか思えないこれらの行為。
夜毎男に体を売り 稼いだ金は8000万円にも上り
残された彼女の手帳には 几帳面な夜の記録が残されていたとも言う。
「淫乱ではないか?」という見方もあるが
これとは全く逆であろうと 精神科医は分析する。
<放埓に見えるそうした行為は 少しの間 男に我慢すればお金が入る。
セックスはビジネスなのだというネガティブな思考回路が行き着いたものだったと思う。それは拒食の我慢ときっと同じものだったろう>
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